小型ビニールハウスの組み立て方法を解説

資材・設備

 今回は、ネット通販で注文した小型ビニールハウスの組み立て方法や、ちょっとした問題点の対応などを解説していきます。

 なので、同じ様に小型ビニールハウスでの栽培をお考えの方々にとって、何らかの参考になれば幸いです。

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梱包状態について

 配送により届いた荷物の第一印象は、小型と謳っているとはいえ想像以上にコンパクトですね。

 軽トラの荷台に乗せた状態で上の写真の様な感じでしたので、梱包用段ボールも1メートル×30センチ位しかなかった様に思います。

 

 

商品内容及び取扱説明書

 開梱すると上の写真の様な感じになっていたのですが、取扱説明書はすぐ上の写真のA4用紙1枚のみ…。

 しかも、初見で記号GとHの組み立て位置が違う様に見受けられるのは、私の気のせいだろうか……と、出だしから少々不安を抱きつつも組み立てをスタートしました。

 

 

組み立て方法

 そしていざ組み立てを始めてみると、これが物凄く簡単に出来る仕組みになっていました。

 上の写真のジョイント部材に、棒状の骨組み部材を挿していくだけの作業で分かり易かったです。

 また、力は必要としないので、女性や年配の方なども楽に作業できる点も良かったです。

 

 その組み立てる感覚を例えて言うのであれば、レゴブロックの類や数十年前に流行ったゾイドなんかを組み立てるのに似ていましたね。

 組立図も絵的なものだけって言うのが、かえって感覚的に作業を進められて良かったと思います。

 

 

 上の写真は、ビニールハウスのベースとなる部分を組んだ状態です。

 

 

 ベース部分に、湾曲した部材をさしていけばビニールハウスの骨組みの完成です。

 私の場合、写真を撮りながらの作業となる訳ですが、写真撮影が無ければここまでの作業時間は約10分かかるかどうか、と言う具合ですね。

 

 

 そして、いよいよメインのビニールかけの作業です。

 

 

 ビニールをかけた際に最も重要な事は、ビニールハウス自体が風に飛ばされない様にする為に、地面に固定する為の部材をセットする事ですね。

 上の写真に写る部材があるのか否か、私は購入時に確認はしなかったのですが、しっかり同梱されていたので一安心でした。

 

 

問題発生

 しかし…商品レビューにも書いてあったのですが、私も同じポイントで対処を迫られました。

 

 それは、ビニールハウスの骨組み部分は地面に固定出来るのですが、肝心のビニール部分を固定出来る様な造りになっておらず、天候が強風の時などは常にビニールが飛ばされる可能性がある、と言う事です。

 上の写真で、ビニールが破れてこない様に補強された穴とかが開いていて、骨組みとビニールを一緒に地面に固定出来る設計だと、尚更グッドだったのかもしれませんね。

 

 

対応方法の一例

 そして、私がとった対応方法です。

 普段、電気工事で使っている通称バインド線(ビニールの被覆付きの針金が束になっている物)と言う材料を両サイドの固定部材に括り付け、それを全ヶ所でやる事でビニールが吹き飛ぶ可能性を減らしました。

 

 この、農業と建築業のクロスオーバー現象を体感できた瞬間が、個人的にたまらなく心地よかったですね。

 

 

小型ビニールハウスの組み立て完成

 ビニール部分の固定も解決し、小型ビニールハウスの完成です。

 作業開始から終了までは、概ね30~40分位だった様な気がします。とても組み立て易く、かつ分かり易かったと思います。

 

 試しに手を入れてみると、日差しが強かったのもあって既に中は暖かかったです。

 

 これで今後はトマト、ナス、ピーマンやキュウリ等、俗に言う苗で育てた方が育て易い野菜類の、種からの育苗が断然し易くなると思われます。

 やはりここら辺の技術を身に付けるか否かと言うのは、野菜栽培の今後に大きく影響してくるのではなかろうか、と思う今日この頃です。

 

ワンポイントアドバイス

 ネット購入で組み立てる系の物は、不測の事態が起きても対応できる様な心づもりで臨もう。

 

 ビニールハウスに関連する記事はこちら。小型ビニールハウスでの育苗方法を解説

 

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 発芽して畑に定植するまでは、朝夕の水やり欠かさず頑張ります。

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