地デジ・BS放送のアンテナ工事のポイント解説

テレビ・エアコン

 どうも、今回は茅ヶ崎市内にお住まいの個人のお客様からのご依頼で、地上デジタル放送(UHF)と衛生放送(BS放送)のアンテナ交換工事を行ないました。

 同じ様に、テレビのアンテナに関する事でお悩みの方々にとって、何かしらのお役に立てれば幸いです。

電気工事のご依頼は有井電気まで

 

 

各種アンテナ

 冒頭の写真が地上デジタル放送のアンテナ、そしてすぐ上の写真がBS放送のアンテナですね。

 BS放送のアンテナはよくベランダ等にも設置されているので、身近で目にする機会も多いんじゃないかと思います。

 

 

地デジアンテナの開梱

 そして、上の写真が開梱直後の地デジのアンテナですね。梱包時はかなりコンパクトに収まっています。

 

 

アンテナ交換の経緯

 今回の地デジのアンテナ工事は、映像が観れないと言う事ではなく、いずれ来るであろう台風等の悪天候により、アンテナがポールごと転倒する事を危惧してのものでした(どうせだったら交換しよう的な)。

 実際にお隣の家などは、いつかの台風によってアンテナが転倒したままの状態で放置されていました…。

 

 

電波の受信状況の測定

 アンテナ交換の経緯がポールの転倒を危惧して、との事なので、まずはポールの低い位置でも十分な電波を受信できるかどうかの調査を、測定器を用いて行います。

 因みに、テレビ放送の送受信には水平偏波垂直偏波と言う方式があり、上の写真のポール上側に設置されているアンテナが垂直偏波用、対して下のアンテナが水平偏波用の取り付け方法です。

 また、両者の違いは電波塔から大地に対して水平に電波を送るか、あるいは垂直に送るかの違いですね。

 * 電波の受信状況の調査に関しては、既存のアンテナが垂直なので当然垂直の状態で行いますが、ここでは便宜的に(写真的に)2通りの方式で設置してみました。 

 

 

ポールの切断作業

 測定器の数値も問題無く、安定して地デジの放送が観れる事を確認したので、上の写真の様に切断工具にてアンテナのポールを切断します。

 屋根の上での作業で、かつポールの先にはアンテナが付いたままなので、風が一定以上吹いている日には作業はしないように心がけております。

 

 

スッキリしました

 無事にポールの切断、およびアンテナの交換作業が完了しました。

 

 

BSアンテナの交換

 続いては、BSアンテナの交換です。

 お客様によると、年数を経て段階的に観えなくなっていったと言う事だったので、上の写真に見られるアンテナの部分的な損傷や、台風などの強風によるアンテナのズレ込みが原因だと考えられます。

 そして、BSアンテナには方位角仰角と言われるものがありまして、それぞれ方位角がアンテナが衛生に向かって横方向の角度、仰角が縦方向の角度となります。

 これらの値は各地域によって決まっているので、都度確認し、設置後に慎重に角度調整を行います。

 

 

両アンテナの交換完了

 こちらも無事にアンテナの交換、角度調整ともに作業完了です。

 

 NHKの受信料はともかくとして、お住まいの地域で問題無くテレビのアンテナ受信(月額無料)が出来るのであれば、月々の生活費の面からもアンテナへの交換と言うのは、一考の余地があるのかも知れませんよね。

 

ワンポイントアドバイス

 有線からテレビアンテナへの切り替え、またはアンテナの新規取り付けを行う際は、後のメンテナンス性の事も考え壁面金具によるアンテナ設置がオススメですよ。

 

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 たまに屋根の上の作業も楽しいけど、やっぱり終わるとホッとするね。

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