今回は、神奈川県茅ヶ崎市にある集合住宅での、地デジ(地上デジタル放送)とBS(BS放送)のアンテナ設置工事の模様について書いていきます。
なので、同じ様に地デジやBSのアンテナ設置をお考えの方々にとって、何らかのお役に立てれば幸いです。
集合住宅へのテレビ受信電波の供給
上の写真の建物が、テレビの電波を供給する集合住宅になります。
今回は地上デジタル放送に加えて、BS放送も視聴できる環境にしたいと言う事で、2種類のアンテナを設置する事になりました。
テレビのアンテナ工事で使用する材料
上の2枚の写真は、各種アンテナと受信電波を増幅する為の機器、それを収納するボックスの、それぞれ梱包状態の物です。
また、テレビの受信電波を増幅する機器を、ブースターと呼びますが、今回は集合住宅で地デジとBSと言う事なる波形を受信するので、波形を混合する(ミキサー)タイプの物を用意しました。
そして、上の写真に写っているのが、地デジとBSそれぞれのアンテナを支持する為の、壁面取り付け用の金具になります。
金具のサイズが異なるのは、BSアンテナがその設置状況によって、建物の壁面に干渉しない様にする為、伸縮可能なタイプの金具を選定したからですね。
壁面取り付け用金具の取り付け
上の2枚の写真は、地デジとBSのアンテナの壁面取り付け用の金具を、それぞれ取り付けたところです。
上の方に取り付けた物が地デジ用で、アンテナが建物の屋根を越えて、かつ強風による揺れを最小限に抑えられる様な取り付け位置に、そして下の方のBS用の金具は、衛星からの電波を受信できる方向で、かつ建物のテレビ線の引き込み部分(大元)に近い取り付け位置と言う基準で、それぞれ取り付けました。
BSアンテナの組み立て
上の2枚の写真はBSアンテナの組み立ての様子ですが、一般住宅用のBSアンテナは、基本2つの部品から成っているので、どなたでもプラスドライバーがあれば組み立てる事ができると思います。
地上デジタル放送用のアンテナに関する記事はこちら。地デジ・BS放送のアンテナ工事のポイント解説
各種アンテナの設置完了
上の写真に写っている通り、地デジとBSの各種アンテナの設置、電波受信の調整が整いました。
ブースターの取り付け及び電源工事
上の写真に写っている物が、ボックス内に取り付けたブースターになります。
地デジとBSの電波を混合できるタイプですが、写真の通りコンセントからの電源供給が必要となります。
今回の電源の取り出しは、上の写真に写っている防水コンセントから取り出す事にしました。
防水コンセントが写真の何処かと言うと、緑色のゴミ収集カゴの間に設置されています。
配管にて電源供給
防水コンセントより配管で、上部に取り付けたブースターに電源供給を行いました。
地デジとBSの各種テレビ線をブースターにつなぎ、アンテナ設置工事の完了です。
電波状況が良好な地域であれば、月額無料のアンテナ受信は一考の余地があるかも知れませんよね。
ワンポイントアドバイス
地上デジタル放送とBS放送の電波を混合(ミキシング)した場合、部屋でのテレビ線は分波タイプの物を使用する様にしましょう。(二股に分かれていて、テレビ裏側の地デジとBSの差し口にそれぞれ接続するテレビ線です)
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