ここのところ季節はすっかり春めいてきていると感じるのですが、私の住んでいる神奈川県茅ヶ崎市の方でもようやく桜が見頃となっております。
テレビのニュースやSNS等の情報では東京の方が満開となる時期が早かった様ですが、てっきり神奈川県の方が温暖であり、桜の開花状況も早いのだとばかり思っていましたので、意外でした。
今回は、土地を購入してから一番最初に野菜の種蒔きをする辺りまでに経験した事を幾つか書いていこうと思いますので、何かのご参考になればこれ幸い。
2018年の8月31日に土地が引き渡され、まず初めに行った事は以下の通り。
○ まずは土壌改良
野菜や果物を栽培するにあたって土地を購入したのならば、基本的には土地の土壌改良をまずやりたくなる、と言うのが人情と言うもの。
私も牛ふん堆肥、苦土石灰、腐葉土や化成肥料など思いつくままに施し、そして耕運機をかけたのだが、この耕運すると言う行い…これが1回行うと凄くやった気になってしまう。
しかし、何処かの畑や農業用の良質な土を取り扱っているところから、大量の土を購入して土の入れ替え等をしない限り、何年かに渡って幾度となく各種肥料の投与、耕運をして少しずつ、徐々に土壌改良していくものの様に感じた。
○ 既存植栽の伐採
土地の購入に際して、平坦な長方形の土地を購入したつもりだったが、意外と不要な植栽や大き目の樹木等があったので伐採し、果樹の苗木を植えるスペースを確保した。
その際に大量の枝葉が発生するので、市のゴミ処理場に2、3度運搬した。正直、こう言った目に見えない作業があるとは思わなかったが、これはこれで良い経験だった気がする。
○ 作業小屋の作成
耕運機を始めとした各種農機具等の保管場所や、一応有井電気としての事務所兼倉庫を約2ヶ月かけて自作した。その際に私が使用した部材は基本的には以下の通り。

そして完成したものが、上の写真ですね。
しかし、苦労して製作した割には強い風雨を伴う天候時には頻繁に雨漏りに悩まされた…。まぁ事務所は後に改良するつもりなので、その時に記事として紹介する事とします。
諸々の状況が整って人生で初めての種蒔きをする頃には、季節は11月に突入しておりました。
当然、色々な野菜の種蒔き適期とは大きくズレていた訳なんですが、嬉しさと喜びのあまり、特に何も考えずに色々と種を蒔いてしまったんですよね…。

上の写真は大根ですね…野菜の栽培とは、時期がズレるとこうも上手くいかないものなのかと、痛感する事は多かった。……ただ、この鉛筆サイズの大根でも、食べたところ味は正真正銘の大根で、意外と美味かったです。


唯一まともに収穫できたと言えば、ルッコラでしょうか。
とは言っても、通常15~20cm位のものを収穫するところ、5~6cm位でした…。
しかし…味は正真正銘のルッコラだし、5~6cmとは上の写真の様にサラダ等に入れるには、1口サイズで丁度良かったと言えば良かったんですよね。また、以前は土地を内緒で購入した事に憤怒していた妻から、ルッコラが切れた為の再調達を依頼された時はかなり嬉しかったですね。

2019年も3月に入り、ホームセンター等には種芋用のジャガイモが並び始めました。
今回は切らないでそのまま植えられるサイズだったキタアカリと言う品種にしました。
菜園を始める前は、ホームセンターに行ってもこう言った種芋や苗等には目もくれなかった訳ですが、人と言うものは新しい物事を始める事によって、新たなものが目に入るんだな、と感じる今日この頃です。


早速、種芋を植えているところです。初期の菜園あるあるだと思うのですが、買った種芋(種)の分量と実際蒔けるスペースの見誤りをしてしまい、予定より大分多くの畝をジャガイモに費やしてしまいました…まぁいいか。
因みに、種芋が2列に並んで写っているのは第2菜園です。こちらはシェアして借りている土地ですね。

4月に入り、既にあちこちに雑草が生い茂る様になってきました。ある程度は根こそぎ抜いて、上の写真の様に放置していたのですが、数日後にまだ葉の部分が青々としているので不信に思い、持ち上げようとしたところ、なんとこの状態で更に土の中に根を伸ばしていました…。
家庭菜園や私の様に小規模の果樹園を運営し始めると、必ず直面する問題の一つとして雑草問題があると思う。上の写真の様に、雑草とは相当な生命力としぶとさを併せ持っているので、GW辺りから秋口までは常に雑草との闘いである。
そんな私が雑草問題で活用しているのが、以下の商品ですね。
…まったく、育てている野菜にもこれ位の逞しさと成長の早さを見習って欲しいもんですよ。

そして、4月に入ってもなかなか芽が出てこないジャガイモの事が不安になり、そっと掘り起こしてみたところ、しっかりと芽を伸ばしてもう少し暖かくなるのを待っている様でした。
ちゃんと生命が宿っているんですね。

踏まれても踏まれても、強く育つつくしの様に、頑張りたいと思います。
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